nayanabudbuda’s blog

今のところひたすら石鹸のレビューを投稿するブログになっています

資生堂 禅

初めて石鹸以外のレビューを書くことになる。愛する資生堂の禅である。

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ベルガモット等の爽やかな柑橘の雰囲気も含んだ、水仙やヒヤシンスを始めとする花々の瑞々しくも官能的な香りで始まり、徐々にクチナシのやわらかさや、ムスクやオリスルート、オークモスのためだろうか、パウダリーさがでてくる。しかし背後にはサンダルウッドの涼やかな佇まいがあり、花々の愛らしい香りをそっと丸め込み、華やかになりすぎない涼やかな香りである。

ただし僕はこの香りを禅と名付けた理由がまったくわからない。この涼やかさのためなのだろうか? しかし禅というには、あまりにも官能的な香りなのである。ラストノートなどそのまま人肌の香りである。人の首筋に顔を埋めたときのあの心を溶かすような香りに似ている。心乱される香りだ。

寺院の香りという表現もなされるようだが、確かにそのようなくぐもった、向こう側になにかあるというような予感をおぼえさせる香りかもしれない。しかし寺院でこの香りがしてきたならば、あまりに煩悩にまみれている気がするが、それこそが"日本人の心を表現したフローラルブーケ"なのかもしれない。本物の人肌が恋しくなる香りである。

オーデコロンであるがオーデトワレ程度には持続する。

一時は長い間売り切れで、資生堂お得意の廃盤かと絶望しかかったが無事再び販売が始まった。知られてほしいが知られてほしくない、僕にとっては唯一無二の煩悩の香りである。

www.shiseido.co.jp

(fragranticaを見るとカーネーション等の香りを感じる人も多いようだが、僕はカーネーションの香りというものがわからないためなんとも言い難い。レールデュタンを引き締めているスパイシーな香りもカーネーションだというが、確かに言われてみればそんな香りを覚える気もする)

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(ちなみにこちらは何十年前のものかわからない禅の小瓶)

 

ちなみにこの禅であるが、洗われたり高温にさらされることによって甘酸っぱいフルーティな香りに変化するようである。こちらもまた不思議な心地よい温かみのある甘酸っぱさである。

まるは油脂 七色 柿渋お風呂のせっけん

石鹸ブログに画像が必要なのか、まだ全くわからないところだが、今回も画像なしでいく。

買うときに、同シリーズのオレンジ&グレープフルーツと迷った。口コミを見てみたところオレンジ&グレープフルーツにはいくつか泡立ちが悪いとか油が多めとかそんな書き込みを見たので、まだ冬本番というほど冬本番でもない今のうちはこちらを試しておくかと、より洗浄力が強そうな柿渋を選択した。

 

色は緑がかった茶色で、見た目は結構硬そうな石鹸である。

こちらには洗浄成分としてリモネンが含まれているので、香りが良い。香りも決して弱くはない。レモン皮のような苦味のある香りではなく、どちらかというと甘みのある、レモンティーのような香りである。

泡立ちも悪くないし、洗い上がりに乾燥や痛みを感じることもない。使い勝手がよく、バランスの良い石鹸だと思う。しかしながら僕には柿渋の効果はよくわからない。スッキリするような感じはある。

特筆すべき点として減りが非常に速い点がある。一つ100 g、見た目もかなり硬そうなのに、使い始めて1週間したらもうそろそろ次を下ろすことを考えようか、といった大きさになってしまった。しかしこれも石鹸好きとしては次の石鹸を早く試せる良いきっかけであり、喜ばしいことなのかもしれない。

3つ入って497円、コストパフォーマンスを期待するにはもしかしたら多少減りが早すぎるかも知れないが、心が和らぐようなレモンティーの香りに優しい使い心地、これに対して支払うには非常に安価な石鹸である。

nanairo-sekken.com

パックスナチュロン クリームソープSR

今回は写真を撮り忘れたので(かといってこの石鹸ブログに写真が必要なのか否かは疑問だが)文字だけでいきたい。

こちらはスイートローズの香りというだけあって、確かに薔薇のような香りがある。成分を見ると、パルマローザ油、ニオイテンジクアオイ油、グレープフルーツ果皮油、クスノキ葉油によって香りづけられているそうである。ローズ香の土台を支えるのはニオイテンジクアオイ油(ゼラニウム油)であろうか、その他の精油によって青みが、原料の匂いと混じり合って温かみがあり、まろやかな香りで、「バラの香り」というものがあまり得意ではない僕でも良い香りだと思う。

こちらも、クリームソープLAと比べると香りが強い。

さて泡立ちや使い心地は他のクリームソープと同じである。クリームソープは使い心地に棘のないい、優秀な石鹸たちである。

パックスナチュロン クリームソープL

クリームソープLAがあまりにもよかったので、次はレモングラスの香りを購入してみた。アロマチックな清い香りを好む僕にとってはレモングラスはまさに理想の香りである。

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愛らしく丸いフォルムはラベンダーの香りと変わらないがこちらは薄黄色い。そして何より、香りが強い。ラベンダーとは比べ物にならないほどはっきりとしたレモングラスの香りが浴室に広がって驚いた。なぜレモングラスではここまでの強い香りを出せるのにラベンダーはどこまでも穏やかな記憶のような香りなのだろう?

このレモングラスの香りは、白胡麻に似た原料の匂いと混じり合ってトムヤムクンのような食べ物の香りにも感じられてなかなか面白い。ラベンダーも好きだがこちらも気に入った。

レモングラスつながりで言えば、MARKS & WEBの石鹸も勿論素晴らしく、思い入れがあるが、香りを楽しむという意図のみで選ぶならば半額以下のこちらで十分かもしれない。使い心地には好みが分れる。こちらはきめ細やかだが柔らかい泡質、あちらはもう少し弾力があるような感じである。すべての生きとしいける人が好みの石鹸を見つけて幸せになってほしい。

パックスナチュロン クリームソープLA

癒やしを求めているので、ラベンダーの石鹸を探している。その一環で買ったのがこのパックスナチュロン クリームソープLAだが、予想以上に良かった。

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最初は殆んど原料臭でラベンダーの香りが殆ど感じられないじゃないかと、期待外れに思ったが、使うたびに良さがわかる、或いはわからされるのである。

パックスの無香料の石鹸(化粧石けんE)を使ったことがあるが、太陽油脂の石鹸の原料臭は独特で、擦った白胡麻のような匂い(香りと言っても良いかもしれない)である。自分にとってはとても懐かしく感じられる。

この石鹸にもその独特の原料臭がある。そしてそれに寄り添うように、ラベンダーの香りがある。

この石鹸のラベンダーの香りはとても曖昧である。一瞬確かにラベンダーを感じるが、すぐに原料臭に負けてしまう。ただその記憶のようなラベンダーの香りがとても落ち着くのだ。ラベンダーも花のような香りで、青々とした草の香りではなく、それもまたやさしい。実に穏やかで優しい香りの石鹸である。毎日使うには、飽きなくてちょうど良いかもしれない。

泡質はクリームソープというだけあって、きめ細かく柔らかである。しかし多少の弾力もあり、バランスに優れている。また刺激を感じることもなく、100 gで216円と安価だから、浴用石鹸に迷ったらこれを使おうと思う。

レモングラスローズマリーの香りだという パックスナチュロン クリームソープLもあるので、次はこちらを買ってみるのも良いか。

 

まだ使い終わっていないがあまりに気に入ったので、書いた。

 

auromere LAVENDER-NEEM

3月頃にこの石鹸を3個買って今まで気紛れに使ってきた。

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この石鹸はとにかく香りが強い。それも、ラベンダー混じりのなにか非常にエキゾチックな香りであり、ただのさっぱりとしたラベンダーではない。

我が家は玄関の比較的近くに風呂場があるのだが、この石鹸を風呂場に置いておくと家に入った瞬間にこのエキゾチックな香りが漂ってくる。もはや芳香剤である。

だが、使っている間に香りが強すぎると思うことはない。ここが結構不思議だ。ただし皮膚には香りがしっかり残る。翌朝も着替える時にこの香りがする。

泡は比較的やわらかくて粗い。かなりしっかり泡立てても空気が多く多少垂れる感じである。そのため皮膚に泡が密着せず、少しさっぱりしないような気がすることもあるが、これはただの気持ちの問題な気がする。

洗い上がりはかなりキュッとする感じだが、ピリピリ痛むようなことはない。またこの石鹸は比較的溶けやすく、もとから70g台の小さめの石鹸であることもあり、すぐに目に見えて小さくなる。

 

オーロメアをはじめ、インドの石鹸は非常に香りがよく強いものが多い。香りを求めるならインド石鹸だと思う。

MARKS&WEB ハンドメイドボタニカルソープ レモングラス/ガーデニア

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僕がかれこれ1年近く前から使っている石鹸について書こうと思う。

MARKS&WEBのハンドメイドボタニカルソープ、香りはレモングラス/ガーデニアだ。

目が醒めるようなレモングラスの香りがすばらしく、皮膚が荒れていても沁みない使い心地に安心感がある。1年前の僕は春休み中の不摂生が原因なのか大学に上がって環境の変わったストレスが原因なのか、痛む面皰に悩まされていたが、この石鹸はあまり沁みなかった。スッキリはするのだが洗いすぎない点も良かったのだろう、丁度この石鹸を使いだした辺りから面皰は収束した。

泡にはある程度弾力があり、スカスカしてすぐに垂れるような泡ではない。

100gのものが、朝晩顔を洗い、たまには贅沢に全身洗って、また風呂場に置いた状態で1.5〜2ヶ月もつといった感じである。

僕にとって、無香料の石鹸は少し寂しい。だが、ムスキーフローラルのようなTHE・石鹸という香りの石鹸は使い続けると飽きてしまう。

生き生きとした鋭い植物の香りのするこの石鹸の香りには飽きることがない。きっとこれからも(時々違うものを使ってみたとしても、また)使い続けるだろう。